2013.01/29 [Tue]
1/19ビオトープ現場研修会@座間谷戸山公園

人と自然の研究所が月1回開催する「ビオトープ現場研修会」(座間谷戸山公園・神奈川県座間市)に、都合がつく限り参加するようにしています。
講師は、石川啓吾さん(石川生態環境計画代表)です。
1月は、2年前に木を全部切って森の若返りを図っている「皆伐(かいばつ)更新地区」の、主要構成木の調査を行いました。

イヌシデ・コナラ・エノキ・ムクノキ・エゴノキ・サクラ類といった、このあたりの落葉広葉樹林を構成するおもな樹木の分布を調べ、メジャー片手に、図面に落としていく作業です。
木を切って2年、日当たりが良くなって実生の木がたくさん生えているのです。
こうした調査は、皆伐後に再び落葉広葉樹林として再生するまでの変化を把握する、大切なデータとなります。
冬のこの時期、これらの落葉樹は葉を落としているので、種類を見極める手がかりの1つが「冬芽」です。
これはエゴノキの冬芽です。
予備芽と呼ばれる小さな芽がついているのが特徴です。

冬芽は特徴がいろいろあって、とても面白いのです。あの芽、この芽と、たくさん調べて楽しかった~。
もっともっと観察して、冬の森の面白さをもっと感じて、伝えたいなあ。
スポンサーサイト
Comment
Comment_form