2013.01/02 [Wed]
祈りを捧げる~冬至に寄せて②

12月21日の冬至の日、もりのわで殿ヶ谷戸に行きました。
この小さな谷戸には、田んぼが段々にあります。
そして、山際には小さなお宮さんがあって、このあたりに住んでいたという長江氏のお墓もあります。
ここで、ちょうど冬至の祈りと感謝が捧げられていました。
祝詞が上げられ、続いて鐘や笛や太鼓の音。
静まり返った谷戸に厳かに響いていました。
私たちは、少ししてその場から静かに遠ざかりましたが、1人の子が、何度も振り返っては立ち止まり、見つめていました。
収穫に感謝する「新嘗祭」は、今は11月23日ということになっているようですが、元々は旧暦11月の2回目の卯の日で、それが今で言う冬至の頃に当たるのだ…といういわれもあるようです。
「冬至」の持つ深い意味。
私は今までよく知らなかったけど、その日の太陽はなんだかとても有り難く感じられて、思わずその光に向かって手を合わせました。
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