2012.12/19 [Wed]
ぬらし絵×ネイチャーゲーム

11月中旬、「シュタイナー×ネイチャーゲーム 自然を楽しみ、ぬらし絵を描く休日」に参加しました。
(社団法人日本ネイチャーゲーム協会主催)
東京都内の閑静な住宅街にある「おもちゃ箱」さんにて実施。
最初は、付近を歩きながら自然を発見する<ディスカバーウォーク>を行いました。
ちょうど、木々が美しく色づいたり、山茶花の花が香っていたりしていたので、のんびりと散歩をしながらそんな自然の様子を楽しみました。

帰ったら、早速ぬらし絵にとりかかります。
材料はこんな感じ。

3原色の絵の具、太い平筆、画板、筆を拭く布、筆洗です。
水に浸した画用紙を画板に置き、描いていきます。
ぬらし絵(にじみ絵)は、シュタイナー教育でよく取り入れられる手法です。
私は、前々から自分も体験したい!と思っていました。念願叶う、です。
今回は、まず好きな1色だけで描き、次に2色、最後に3色、というように段階を踏んで3枚描くことになりました。
私が描いた1枚目。

白い紙に、青い色がじわじわとにじんでいくのが、細い細い毛細血管を通っていくようで、また何かの結晶のようでもあり、そんなことを楽しみながら描いていたら、こんなふうになりました。だから、すき間がいっぱい。
2枚目。

赤と黄色を使いましたが、なんだか血の色みたいな感じがして、あまり楽しめなかったなあ。
黄色は好きな色なのだけど。
それで、早々に3枚目へ。

青い色がとても気に入ったので、こんなふうになりました。
この日、講師の椎名さんの言葉で印象深かったのは、「出来上がった作品は、いわば抜け殻のようなもの」ということ。
物を描くのでもなく、「色を味わう」その「過程」こそが大切である、ということです。
「うまく描こう」とか「上手だね」とかいうこととは一切関係の無いこと。
心のおもむくままに、色を置いていく。
色がにじんでいくので、それが楽にできるのです。また、だから面白くもあります。
また、やってみようと思います。
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