2012.12/01 [Sat]
11/2とんぼガーデン調査管理班@共働舎

共働舎(横浜市泉区、運営:社会福祉法人開く会)は知的障がいのある方の通所型の授産福祉施設です。
そこには小さな水辺ビオトープ「とんぼガーデン」があり、利用者さんや職員の方の憩いの場ともなっています。
2007年にこのビオトープの改修を担当させていただいて以来、様々な形でプログラムの提供を行い、維持管理と活用のお手伝いをさせていただいています(受託:人と自然の研究所)。
今年度は、利用者さん8名と共に、とんぼガーデンの生物について調査し、それと関連付けながら維持管理作業をしていくことになり、11月2日に第3回が実施されました。
★第1回の様子はこちら
★第2回の様子はこちら
毎回まず最初に、ビオトープの状況を目視で調査し、シートに記入します。
皆さん、かなり慣れてきました。
水色、水深、護岸の状況、水生植物の繁茂の具合などを見ていきます。
そして、前回に続いて陸生の草本類の除草を実施。
前回決めた担当植物を、今回も抜いていきます。
こちらも、スムーズに進みます。

また、樹木の剪定も前回に引き続き行いました。
明るい環境を取り戻すためです。
基本的に草地優先にするため、幼木も切りました。

樹冠を覆っていたエビヅルは、3本の株を2本に減らしました。
さて、今回はこれ以外に大仕事がありました!
案内看板の設置です。
このビオトープのコンセプトとして、生きものがたくさんやってくる環境づくりを進めるために、トンボを指標としていることなどをわかりやすく伝えたものです。
仕上げのニス塗り。

実は、裏面には調査管理班全員のサインがあります

無事、設置完了!

設置前の様子はこんな感じでした。
環境も、かなりスッキリしました。

この看板を、共働舎の利用者さんはもちろんのこと、地域の多くの方にも見ていただけたらな、と思います。
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