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10/24田んぼの生きもの観察@環境エネルギー館

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東京ガスが設立・運営する環境エネルギー館(横浜市鶴見区)で、今年度5回に渡り「田んぼの生きもの観察」を担当させていただいています。

これは、環境エネルギー館の田んぼ(+池・湿地)の生きものを、インタープリターの方とともに採集・観察・調査していくというもの。(一般の参加者はいません)

★第1回・第2回→こちら
★第3回→こちら

10月24日には第4回を実施しました。

写真は池の様子です。下の段の田んぼが少し見えます。
9月に稲刈りを終え、1ヶ月以上。
「ひつじ」と呼ばれるひこばえが出て、実をつけているものもありました(これは鳥にはごちそうなんだろうな~)。


トンボの幼虫、ヤゴを中心に観察しながら、環境を見ていますが、今回はヤゴ以外でこんなラブリーな生きものも。

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蚊の幼虫、ボウフラです!
こうしてマジマジと見ると、その体のつくりの面白さに何ともいえない愛嬌を感じます。

ボウフラは、この水中の食物連鎖では、肉食のヤゴに食われる立場ですね。

ヤゴも、ショウジョウトンボ、シオカラトンボ、アオモンイトトンボ、ギンヤンマ、クロスジギンヤンマ、などが確認できました。

こちらはギンヤンマのヤゴ。まだ生まれて日が浅いので、小さいです。
ヤゴたちは、このまま水中で越冬して、来年の春~夏にかけてトンボになって大空を舞います。

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インタープリターの方々とは、生きもの観察の前に、ビオトープ全体の様子を時間をかけてよく観察します。
水の透明度、臭い、水位、護岸の異常、植物が水面を覆っている割合etc.
これもまた、環境を見る力を養う、大事な作業なのです。

次は、冬に実施する予定です。
どんな様子になっているでしょうか。
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プロフィール

あおぞら自然共育舎

Author:あおぞら自然共育舎
あおぞら自然共育舎代表、自然案内人 早川広美です。
自然と人をつなぐ仕事をしています。
モットーは「体験による気づきを大切に」。

横浜市在住。
ニックネームはヒロリン。
里山保全歴10年以上、でもわからないことだらけ!

・ネイチャーゲームインストラクター
・ビオトープ管理士
・ハーバルセラピスト
・森林セルフケアサポーター

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