2012.11/13 [Tue]
10月から11月へ~アイルランド・メキシコ・日本

10月31日はハロウィンでした。
いつのまにか、イベントとしてこの日本にも定着しつつあります。
このハロウィンの起源って、知ってますか?
先日、ネイチャーゲームの仕事でお会いした高畑吉男さんという、とてもユニークな「妖精博士」から教えてもらったお話です。
★高畑さんのHP「オベロンキングダム」
ハロウィンは、アイルランドが起源なのだそうです。
アイルランドは牧畜の国なので、暦にも牧畜での仕事が反映されています(日本では、稲作ですね)。
11月1日から4月30日までは「暗い季節」。飼っている羊たちを、おもに小屋で飼育するそうです。
10月31日は、その節目の日で、日本で言えば大晦日やお盆にあたります。
この日の夜、地面の下にいる「オバケ」(精霊やご先祖様かな?)が地上に出てきます。
私たち人間は、そうしたオバケたちに、「仲間だよ!だから悪さしないでね」と伝えるために、オバケに仮装する…
これがハロウィンの起源だそうです(細かい所は違うかもしれませんが)。
面白いな~と思っていたら、先日入ったタコス屋さんで見たチラシ。
11月1日と2日はメキシコでは「死者の日」として、家族や友人が集まって故人を想いながら過ごす日なのだそうです。マリーゴールドやガイコツのお菓子で街を飾って、死者を迎えるのですって。
これもまた、日本のお盆に似ていますね。
なんだか、ハロウィンなんて日本と何の共通点も無いと思っていたけど、そうでもないみたいです。

そして先日、大寄せのお茶会に行きました。
この写真は、その時のお庭の様子です。
その時に聞いた話です。
茶の湯の世界では、11月は正月なのだそうです。
え!?ここでもまた10月から11月が節目になっている!
11月から4月いっぱいまでは、「炉」の季節。11月は「炉開き」です。
5月から10月は「風炉」。
う~ん。
なんだか、10月から11月って、今まで節目としてあまり意識していなかったけど、たまたまいろんなことが私の中でつながりました。
そういえば、11月7日は立冬でした。
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