2012.08/14 [Tue]
トンボはドコまで飛ぶか~本調査

8月1日~8日にかけて、トンボはドコまで飛ぶかプロジェクトの本調査が、横浜市内の京浜臨海部で実施され、私も3日間参加しました(主催:トンボはドコまで飛ぶかフォーラム事務局)。
この調査は、企業を中心に学校や公園なども含めた11箇所で飛来するトンボにマーキングをし、ビオトープネットワークを確認しようというものです。今年で10回目となりました。これまでに、臨海部より奥の丘陵地との行き来も確認されています。
上の写真は、私が参加した横浜サイエンスフロンティア高校にて撮影したショウジョウトンボのメスです。
ここの水辺ビオトープでは、比較的多くの種類のトンボが見られました。
すぐそばを鶴見川が流れているため、トンボが供給されやすいのではないかと思いました。
やはり、小さな緑地や水辺をつなぐコリドー(回廊)と大きなビオトープ(ここでは鶴見川)の重要性を感じます。

こちらはキリンビール横浜工場(キリン横浜ビアビレッジ)の水辺ビオトープです。
右手に見えるのはレストランのテラス、ビオトープを眺めながら食事ができます。
奥に高速道路が見えるように、周辺は車の交通量も多い工業地ですが、それでもこの日はギンヤンマも捕獲されました。
こうした調査結果の積み重ねが、企業緑地や公園などが単に美しさなどだけにとどまらず、ビオトープ=生きものの生息地としても整備される原動力となってきているのではないでしょうか。
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