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トンボはドコまで飛ぶか~本調査

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8月1日~8日にかけて、トンボはドコまで飛ぶかプロジェクトの本調査が、横浜市内の京浜臨海部で実施され、私も3日間参加しました(主催:トンボはドコまで飛ぶかフォーラム事務局)。

この調査は、企業を中心に学校や公園なども含めた11箇所で飛来するトンボにマーキングをし、ビオトープネットワークを確認しようというものです。今年で10回目となりました。これまでに、臨海部より奥の丘陵地との行き来も確認されています。

上の写真は、私が参加した横浜サイエンスフロンティア高校にて撮影したショウジョウトンボのメスです。
ここの水辺ビオトープでは、比較的多くの種類のトンボが見られました。
すぐそばを鶴見川が流れているため、トンボが供給されやすいのではないかと思いました。

やはり、小さな緑地や水辺をつなぐコリドー(回廊)と大きなビオトープ(ここでは鶴見川)の重要性を感じます。

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こちらはキリンビール横浜工場(キリン横浜ビアビレッジ)の水辺ビオトープです。
右手に見えるのはレストランのテラス、ビオトープを眺めながら食事ができます。
奥に高速道路が見えるように、周辺は車の交通量も多い工業地ですが、それでもこの日はギンヤンマも捕獲されました。

こうした調査結果の積み重ねが、企業緑地や公園などが単に美しさなどだけにとどまらず、ビオトープ=生きものの生息地としても整備される原動力となってきているのではないでしょうか。
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プロフィール

あおぞら自然共育舎

Author:あおぞら自然共育舎
あおぞら自然共育舎代表、自然案内人 早川広美です。
自然と人をつなぐ仕事をしています。
モットーは「体験による気づきを大切に」。

横浜市在住。
ニックネームはヒロリン。
里山保全歴10年以上、でもわからないことだらけ!

・ネイチャーゲームインストラクター
・ビオトープ管理士
・ハーバルセラピスト
・森林セルフケアサポーター

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