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9/11 水辺の生きもの観察会@マツダR&Dセンター横浜

採集2_convert_20170206112209

2016年9月11日(日)、マツダ株式会社マツダR&Dセンター横浜様主催の「水辺の生きもの観察会」にて企画・講師を担当しました。

当日はご覧の通りの雨!こちらで生きもの採集をしておくことも考えたのですが、やはり採集する醍醐味は捨てがたい!ということで、水辺から室内もすぐ近くだったこともあり、外での活動を行いました。

晴れている時の水辺ビオトープの様子はこちらです。
元々はプールのような修景池だったのですが、水草を植えてエコアップを図ったところ、トンボが飛んできて卵を産んだりと、水生昆虫が暮らすようになりました。

ビオトープ_convert_20170206112236

親子でタモ網を使っての生きもの採集は、「いたよー!」「わぁ、これはなんだろう?」など子どもだけではなくおとなも歓声を上げながら、雨をものともせずに楽しい時間となりました。

そしてこのようにして採集した生きものを室内で観察します。

DSC05973トリミング_convert_20170206223010


顕微鏡でのぞくと、脚に生えている毛の1本1本もよく見えます!

この日は、ギンヤンマ、シオカラトンボ、ウスバキトンボ、アオモンイトトンボのヤゴが見つかりました。
この写真はギンヤンマのヤゴです。

ギンヤンマ_convert_20170206112356

そしてヤゴに並んで人気だったのが、このハイイロゲンゴロウ。
透明のケースに入れると、雄が前脚の吸盤で吸い付く様子がわかります。

ハイイロゲンゴロウ_(2)_convert_20170206112501

ハイイロゲンゴロウ、たくさんいました。

最後に、なぜこんなヤゴがいるのか、マツダさんの水辺ビオトープの環境と結びつけながら、絵を使ってわかりやすく説明しました。

早川さん2_convert_20170206114904

京浜臨海部にはこのほかにも企業の水辺ビオトープや企業緑地があり、トンボを始めとする生きもののネットワークが築かれています。この日の観察会ではそんなことにも気づいていただく機会になったようです。

この日をきっかけに、自宅の近くにもいるトンボや生きものに関心を持ってもらえるようになることを願っています。

★終了後のアンケートより(一部抜粋)
・子どもは昆虫が苦手でしたが、触れるようになり、良い体験になりました。トンボの生態など、おとなでも知らないことが聞けてたいへん良かったと思います。
・子どもが目をキラキラさせて楽しんでいてぜひまた参加させたいと思いました
・雨の中でしたが、子どもたちと一緒に夢中で虫採りを楽しみました





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プロフィール

あおぞら自然共育舎

Author:あおぞら自然共育舎
あおぞら自然共育舎代表、自然案内人 早川広美です。
自然と人をつなぐ仕事をしています。
モットーは「体験による気づきを大切に」。

横浜市在住。
ニックネームはヒロリン。
里山保全歴10年以上、でもわからないことだらけ!

・ネイチャーゲームインストラクター
・ビオトープ管理士
・ハーバルセラピスト
・森林セルフケアサポーター

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