2016.07/08 [Fri]
6/26 野山でハーブの観察~その1 オトギリソウとセントジョンズワート

あおぞら自然共育舎の自主企画で、「野山でハーブの観察~その1 オトギリソウとセントジョンズワート」を6/26に実施しましたが、告知期間が5日ほど…というのがたたってか、残念ながらも申し込みはゼロ~

でも、これは今後シリーズ化していきたいので、私1人で観察しました。
オトギリソウってこんな花。

6月の下旬から夏の間野山で咲く植物です。
私にとっては身近な花でしたが、メディカルハーブの世界では近縁のセイヨウオトギリソウをセントジョンズワートと呼んで、傷の手当てや抑うつの改善に利用されてきたことを学びました。
そして…!
花にも葉にも、黒い小さな点や線がたくさん散らばっているんです!

わかってるつもりでいて、まったくここまで見ていなかった…!
この黒い点や線がヒペリシンという成分と関係しているというのです。
これは、私にとっては目からうろこが落ちる思いでした。
見てるつもりで見ていない。
植物の化学成分まで考えながら観察をするという新しいアプローチを発見しました。
そして触ったりしながらスケッチもしっかり行い、さらに理解を深め、オトギリソウをより近しいものとして感じることができました。
今後も、ハーバルセラピスト講座で学ぶ30種のハーブの中から選んだものを中心に、私たちの身近な「野山にある植物としてのハーブ」をあらゆる角度から観察して、ハーブへの多面的な理解を深める講座を企画していきたいと考えています。
既にネタは20個くらいあるので

…次はイラクサかな?
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