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2/25 とんぼガーデン調査管理班@共働舎

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共働舎(横浜市泉区、運営:社会福祉法人開く会)は知的障がいのある方のための、障害福祉サービス事業所です。

そこには小さな水辺ビオトープ「とんぼガーデン」があり、利用者さんや職員の方の憩いの場ともなっています。
2007年にこのビオトープの改修を担当させていただいて以来、様々な形でプログラムの提供を行い、維持管理と活用のお手伝いをさせていただいています(受託:人と自然の研究所)。

利用者さん4人とともに、今年度第3回の管理作業が始まりました。

まずいつものようにビオトープの様子をチェックします。
皆さん、かなり慣れてきてスムーズです。
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続いてヤゴの採取です。
今回はモミジの落ち葉が多く、その中からモゾモゾとヤゴが出てきました。
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自分が採ったヤゴをじっくりと観察、スケッチして、同定も行います。
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この日は、シオカラトンボ・オオシオカラトンボ・ショウジョウトンボ・クロスジギンヤンマ・ギンヤンマ・イトトンボの仲間の6種類が確認できました!
ギンヤンマは久しぶりです。この時期はまだ小さいのですが、よく見つけてくれました。

これらのヤゴが見られたことで、明るい・暗い・水草・開けた水面などの環境がバランスよくあったことがわかります。
今年度の春~秋にかけての皆さんの管理が良かったことがわかります!

後半は環境整備。
数年放置されて環境が悪化していたプラ舟をいったん処分することにしました。
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堆積していた落ち葉も少し除去しました。
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最後に、今回はネイチャゲーム<フィールドビンゴ>を行いました。
少し今までと違う視点でこの「とんぼガーデン」を楽しむことができました。
こんなふうにいろいろな角度から、とんぼガーデンの自然を楽しんでほしいなと思います。

今年度の活動はこれで終了です。
来年度もより多くの生きもの、より多くの人々の集う場となるよう、やっていきましょう!




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プロフィール

あおぞら自然共育舎

Author:あおぞら自然共育舎
あおぞら自然共育舎代表、自然案内人 早川広美です。
自然と人をつなぐ仕事をしています。
モットーは「体験による気づきを大切に」。

横浜市在住。
ニックネームはヒロリン。
里山保全歴10年以上、でもわからないことだらけ!

・ネイチャーゲームインストラクター
・ビオトープ管理士
・ハーバルセラピスト
・森林セルフケアサポーター

ホームページは、aozorashizen.comです。
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