2015.08/26 [Wed]
8/22 はなとむしとダンスのワークショップ

8/22(土)新宿御苑にて「はなとむしとダンスのワークショップ」を開催しました。
これは自主企画で、舞踊家の佐藤道代さんとのコラボレーション。
2009年に行って以来の2回目の開催となりました。
午前中は、新宿御苑の自然を感じる活動を、ネイチャーゲームなどを取り入れながら行いました。
5歳のSくんの腕に止まった小さな小さな白い虫をよく見ようとするIくんです。
当日はご覧のようないいお天気。
大きな木や広い芝生や池があります。

のんびりと歩きながら、ドングリの芽を見つけたり、ゆらゆらと揺れるスズカケの実を見つけたり、落ち葉の下のハサミムシを追いかけたり。
拾ったスズカケの実をじっくりと観察すると、土のにおいがしたり、フワフワのタネや梅干しのように固い核があることなどに気がつきました。そしてその小さな1粒のタネがこんな大きな木になるんだねえと見上げたりしました。
Hちゃんは核の部分が凸凹になってタネがはまるようになっていて、ヒマワリとそっくりだということに気がつきました。
私も驚きました!

茂みには白いしぼんだ花がたくさんあることにも気がつきました。

夜だけ咲くカラスウリの花です。
この写真は別の場所で過去に撮ったものですが、日陰の暗い所では、これと同じようにまだ咲いている花を見ることができました。

ネイチャーゲーム<フィールドパターン>では、自然の中にある4つの形(丸・ギザギザ・くねくね・放射)を探しました。
Sくんが拾ったセミは目が真ん丸でした。
Mさんが捕まえた大きなショウリョウバッタの後ろ足はギザギザの形でした。
そのバッタをどこまでも追いかける子どもたち。

午後は室内で、佐藤道代さんがファシリテーターになって午前中の体験を表現してみました。
バッタやセミになってギザギザの芝生や木々の間を飛び回ったり…

落ち葉の下のダンゴムシにもなりました。

おとなたちは夜咲くカラスウリの花になり、子どもたちは蛾になって花の周りを飛び回ります。

自然とのふれあいで何かを感じたり、新しい発見をしたりしたことや気持ちを、自分のからだの動きで自由に表そうとする時、不思議な爽快感に包まれます。これは私の実感です。
実施までには自主企画ゆえの難しさもありましたが、参加者の方にも楽しんでいただけたので、これを励みにこれからもまたこうした企画を実施し、より多くの人に自分と自然とのつながりを心地よさの中で体験してもらえるようにできればと思います。
★佐藤道代さんのFBもぜひご覧くださいね。
https://www.facebook.com/idii.japan
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