2015.08/17 [Mon]
ジロボウエンゴサクの保護

この春、自宅の近くにジロボウエンゴサクの群生地があることを生物に詳しいUさんから教えていただきました。
ジロボウエンゴサクは、絶滅危惧種であるというような希少性はありませんが、それでもここ横浜での群生は珍しいと思います。
ところが、その地が間もなく開発されるということも同時に知り、なんとか保護できないかと考え、とりあえず種子を採取しておくことにしました。

この種子はなかなか面白くて、鞘からはじけて出てくるのですが、何やら手にくっつくので拡大して見てみると白い脂肪のかたまり=エライオソームがついていました。
アリがこれを好むので、アリに散布をたすけてもらっているようです。
ツヤツヤしてきれいですね~。

梅雨明け後、地主さんに断わって、Uさんと一緒に開発地の近くにタネを一部蒔きました。

何とか命をつなげるといいのですが。
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