2015.05/30 [Sat]
4・5月のネイチャーキッズ@北加瀬こども文化センター

北加瀬こども文化センター(川崎市)の「ネイチャーキッズクラブ」。
月に2回、1回約75分の時間の中で、子どもたちとネイチャーゲームや自然遊び、ビオトープ作り、自然観察などを楽しみます。おもに小学校低学年の子たち約10人です。
4月から新しい子どもたちも入ってきて、にぎやかになりました。
4月1回目。
この日は地域の方の協力で、近くの加瀬山にタケノコ掘りに行く予定でしたが、雨のため残念ながら中止、室内で活動しました。
新しい子もたくさん来たので、3月に引き続きでしたがネイチャーゲーム<私は誰でしょう>で、ネイチャーキッズで今までに見た生きものを紹介していきました。
4月2回目。
冒頭の写真は3月下旬に蒔いたアイが発芽した様子です。
そしてなんとこの日も雨。2週続けては珍しい。
前回の<私は誰でしょう>に出てきた生きものの中から好きな生きものを選び、その動作やしぐさを真似して何の生きものか当ててもらうネイチャーゲーム<動物紳士録>をやってみました。
子どもたちの手はどんどん挙がる!
ダンゴムシ、チョウ、ペンギン…。
その生きものの動きに、時に爆笑の渦も。
続いてネイチャーゲーム<ミステリーアニマル>。
次の回でビオトープの改修を予定していたので、「ヤゴ」を取り上げました。
私の「水辺探検」の短い物語を聞いて、探検で出会った「謎の生物」の絵を描くというものです。

最後に、和棉の種取りもしました。
子どもたちはこの仕事にいつも熱中します。

5月1回目。
ビオトープ改修の1日目です。
この日はカメラが故障してしまって、写真がありません

今ある衣装ケース2つを埋め込んだビオトープを、大きなプラ舟1つにする計画です。
今日はまず、水をかい出し、メダカやヤゴを別の容器にレスキュー。
4年生のSちゃんは、「この間描いた絵と全然違う!ヤゴって初めて見た」と言っていました。
この日はほかにも、和棉の種まきと、何と今年はバケツ稲栽培もすることにしたので、種もみを水に浸すことも行ないました。種もみを見るのはほとんどの子が初めてだったようです。
5月2回目。
1週間で和棉も元気に発芽しました。

アイも順調に育っています。

職員の方が埋め込んでくれていたプラ舟に、まず土を入れます。

なるべく自然の池に近くなだらかに深くなるようにします。
そして水を入れながら、レスキューしていた生きものもまた戻していきました。

出来上がった新ビオトープに誰からともなく笹舟を浮かべ始めました。

ヤゴが羽化できるように、棒も立てました。

この日、実はシオカラトンボのメスが羽化後に落ちてしまったらしく、仮にレスキューしていた容器の水に浮いていました。
そして、死んでしまいました。
死んだトンボを見る2年生のSちゃん。

何を感じているのだろう。
そんなこともあったので、しっかり棒を立てようということになったのでした。
最後に、芽出しをした稲の種もみを蒔きました。

種もみは、あっという間に芽が出てしまい、蒔くには少々伸び過ぎました。
1週間でこんな感じです。

それでも何とか蒔き終えました。
少し難しい仕事は、やはり4年生が活躍しました。
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