fc2ブログ

Entries

11/27 第2回とんぼガーデン調査管理班@共働舎

IMGP4041_convert_20141213190236.jpg

共働舎(横浜市泉区、運営:社会福祉法人開く会)は知的障がいのある方の通所型の授産福祉施設です。

そこには小さな水辺ビオトープ「とんぼガーデン」があり、利用者さんや職員の方の憩いの場ともなっています。
2007年にこのビオトープの改修を担当させていただいて以来、様々な形でプログラムの提供を行い、維持管理と活用のお手伝いをさせていただいています(受託:人と自然の研究所)。

今年度は調査管理班のメンバーも新たになり、この日は第2回でした。
5年計画くらいで、いずれは利用者さんが中心になってビオトープの維持管理を!という目標があります。

上の写真は、内緒話ではありません(^^)、前回の活動のあと、自主的に維持管理した成果を確認しているところです。
増えすぎるドクダミを抜いたのを確認。でもまだまだあります。

いつものように、最初に基礎的な調査として水深を測ったり、遮水シートが露出していないか確認したりしました。
これは水深を測っているところ。
前回泥上げをした割には浅い水深(17cm)でした。
IMGP4052_convert_20141213190305.jpg

一通り基礎調査が終わったらヤゴの調査です。
IMG_4317_convert_20141213185950.jpg

スケッチをしながら細部の観察もし、種の同定を進めます。
IMG_4331_convert_20141213190033.jpg

この日は、シオカラトンボ、ショウジョウトンボ、オオシオカラトンボ、クロスジギンヤンマのヤゴが見られました。
7月に見られたギンヤンマが見つからなかったのは残念。
イトトンボの仲間も見られません。
まだ少し閉塞感があるのかも…しれません。

午後は、維持管理作業です。
今回は陸地の作業で、ドクダミ抜きや草刈り、剪定を進めました。
IMG_4372_convert_20141213190120.jpg

IMGP4076_convert_20141213190333.jpg

IMGP4089_convert_20141213190401.jpg


最後に、片隅にジュズダマを蒔きました。
IMG_4388_convert_20141213190207.jpg

これはこの日の朝、少し離れた所にある共働舎の畑の隅に生えていたジュズダマの下にたくさん落ちていた実。
ジュズダマは、条件が良いとどんどん増えてやっかいなので管理には注意が必要ですが、実は何か作ったりするのに活用できるので、試験的にやってみました。

気になっていたエビヅルと常緑樹、モミジが樹冠でつながって屋根のようになっていたのも解消できました。
IMG_4146_convert_20141213185846.jpg

IMG_4151_convert_20141213185910.jpg

次回は3月です。
その頃には植物も春の動きを見せていることでしょう。



スポンサーサイト



Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント:投稿可能です。

ご案内

プロフィール

あおぞら自然共育舎

Author:あおぞら自然共育舎
あおぞら自然共育舎代表、自然案内人 早川広美です。
自然と人をつなぐ仕事をしています。
モットーは「体験による気づきを大切に」。

横浜市在住。
ニックネームはヒロリン。
里山保全歴10年以上、でもわからないことだらけ!

・ネイチャーゲームインストラクター
・ビオトープ管理士
・ハーバルセラピスト
・森林セルフケアサポーター

ホームページは、aozorashizen.comです。
こちらにもぜひお立ち寄りください。

フェイスブックは「あおぞら自然共育舎」で検索または上記HPよりアクセスできます。
どなたでもご覧になれます。

直接のお問い合わせは
info★aozorashizen.com
まで、お気軽にどうぞ!(★を@に変えてくださいね)

*このブログの文章及び写真を無断で使用することはご遠慮ください。

最新記事

最新トラックバック