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11/24 親子自然遊び教室・秋@境川遊水地公園

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11月24日(月休)、境川遊水地公園(横浜市戸塚区・泉区)主催の「親子自然遊び教室 秋」で講師を担当しました。

*< >はネイチャーゲームのアクティビティ

今回は3歳から6歳親子まで集まりましたが、5~6歳の子が多かったので少し内容も変えてみました。
いろんな生きものが出てくるアイスブレイクのあと、<野原の色合わせ>(<森の色合わせ>の野原バージョン)を行ない、晩秋の時期でもよ~く探すといろいろな色があることに気がつくようにしました。

生きている葉っぱや花をもらう時は、「たくさんある中から少しだけ」が約束です。
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黄色、赤、と来て最後は茶色。
透明な袋には子どもが捕まえたオンブバッタとヒナバッタが入っています。
ヒナバッタは、よく見るとお腹は茶色、裏は黄色、翅は赤、と3色全部入っていました。
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たくさん集まった落ち葉を手に取って手触りを確かめたり、穴からのぞいたりして、さて、この葉っぱはどこからやってきたのだろう?

近くには若いクヌギの木がありました。
あっちかな、こっちかなと迷いながらも到達。
枝についてる葉っぱと手に持っている葉っぱを見比べたり、幹に触ったりしながら、観察しました。
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そのあと、幹や落ち葉でこすり出し(フロッタージュ)をやってみることにしました。
見る見る浮かび上がる葉っぱに、みんな興味津々です。
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親子でやりました。
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できた作品は最後にまた使うので、一旦回収。

その後水辺へと散歩に行き、水を触ったり、石の下の生きものや水面を素早く走るクモを見たりしました。
ヨシの葉っぱで草笛や舟を作るのも、みんな好きです。
お父さん、お母さんに教えて子どもに教えてもらいました。
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せせらぎ水路の折り返し地点で、絵本『ふゆののはらでかれくさつみ』を読み、枯れ草を摘みながら元の場所へ戻ることにしました。

それまでの活動で自然への気づきが深まってきているので、枯れ草の美しさや面白さの発見もたくさん。
普段は見過ごしていたけど、いろんな色や形があるんですね、とお母さんも笑顔。
そうなんです。草もみじの美しいススキやチガヤ、くるくるまいたヤブマメのつるや鞘、セイバンモロコシの穂、などなど。
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ワイルドドライフラワーの花束とリース、できました。
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最後に好みでリボンをかけたり、こすり出しをした紙を巻いて花束にしたりしました。

終わってからも、さっき作ったヨシ舟を流したりしてずっと遊んでいる子も何人かいました。

ちなみに、絵本はこちらです。
1989年12月号の「かがくのとも」ですが、今は「かがくのとも特製版」か何かで出ていると思います。
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参加者の皆さんがもともと持っている感性を少しでも引き出したり目覚めさせたりするきっかけになったなら、嬉しいです。

【参加者の方の感想(アンケートより一部抜粋)】
・身近なものを使って遊ぶ楽しさを知りました。自宅付近の公園でも、またやってみたいです。
・たいへん良かった。身近な自然に接することができた。




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プロフィール

あおぞら自然共育舎

Author:あおぞら自然共育舎
あおぞら自然共育舎代表、自然案内人 早川広美です。
自然と人をつなぐ仕事をしています。
モットーは「体験による気づきを大切に」。

横浜市在住。
ニックネームはヒロリン。
里山保全歴10年以上、でもわからないことだらけ!

・ネイチャーゲームインストラクター
・ビオトープ管理士
・ハーバルセラピスト
・森林セルフケアサポーター

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