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ファールニエンテの「みんなの庭」

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11/24(月休)、この日は境川遊水地公園で親子自然遊び教室の講師を担当しました。
そのレポートは追って詳しくすることとしまして、その帰り、横浜市営地下鉄下飯田駅前に19日にオープンしたばかりのイタリアンレストラン「ファールニエンテ」でお昼ご飯を食べようと立ち寄りました。

ここは当ブログ11/17「ファールニエンテのオープンパーティ」でもご紹介した、社会福祉法人開く会さんが運営している知的障がいのある方の働く場でもあり、レストランのほかにパンの製造・販売、花の栽培・販売なども行っています。

行ってみると、次々と車や人が吸い込まれるように店内に入っていく様子を目撃!(時間は2時過ぎだったのに…)
なんと30分待ちとのことで、おなかペコペコの私はパンを買って、外の庭を眺めながらいただくことにしました。
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買ったのは卵サンドにチキンとほうれん草のサンド。
どちらもおいしかった~~~~!
何と言っても余計な物(添加物)が無いのが嬉しい。
そしてボリュームたっぷり!

お庭はまだ整備中ですがこのような感じです。
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私が行った時には、ちょうど7、8人で作業中で、中には共働舎で顔なじみの人も何人か。
「こんにちは~」と声を掛けあって、「どう、元気?」などと会話。
今耕している所は畑にするそうです。

木々も様々な樹種が植えられており、こちらはシンボルツリーのカツラの木です。
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ファールニエンテでは「みんなの庭プロジェクト」というものがあり、この場所が障害のある人も無い人も集う場、共生の場にしたいとの目標があります。

これはまさしく私の仕事での考えにも一致すること。
その「共生」には、私たち人間以外の生きものも含まれているのではないでしょうか。

ビオトープは「周りに棲んでいる生きものが自らやってくる自然環境のある場所」です。
だから、「生きものの視点」で考えます。

と同時に、都市におけるビオトープを考えた場合、私たち人間がホッと一息ついたり、おしゃべりをしたり、緑を育てる作業をしたりする、そんな場所でもありたい。子どももお年寄りも障がいのある人も集まりやすい、そんな場所でもありたい。

例えば羽が無くて飛べないカエルにとって、大きな段差がないことや歩ける土の地面や木や草があることは大切ですが、
それは私たち人間にとっても同様で、特に足が不自由な場合、段差が無いことは重要になってきます。

生きものの視点から見た暮らしやすさと、私たち人間の暮らしやすさに重なる部分は多くあるのではないでしょうか。

ちょっと話が広がってしまいましたが…みんなの庭、応援しています。




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プロフィール

あおぞら自然共育舎

Author:あおぞら自然共育舎
あおぞら自然共育舎代表、自然案内人 早川広美です。
自然と人をつなぐ仕事をしています。
モットーは「体験による気づきを大切に」。

横浜市在住。
ニックネームはヒロリン。
里山保全歴10年以上、でもわからないことだらけ!

・ネイチャーゲームインストラクター
・ビオトープ管理士
・ハーバルセラピスト
・森林セルフケアサポーター

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