2014.11/08 [Sat]
11/2 森あそびコミュニティ もりのこ~川の生きもの観察 秋編~

もりのわでは、月に1回「森あそびコミュニティ もりのこ」を開催しています。
地域の小学生と、もりのわの親子がやってきます。
私は、こちらの方もお手伝いをさせてもらっています。
9.10月と雨で中止になってしまい、3か月ぶりの開催になりました。
11月のテーマは9月にできなかった「川の生きもの観察 秋編」、いつもの森戸川です。
ここでは、私の個人的な感想を書いてみます。
★「もりのわ」のブログもぜひご覧ください!
林道をのんびり歩きながら気に入った落ち葉を拾いました。
川原に着いて、石の上に並べたら、とてもきれい。
イヌビワ、イタヤカエデ、ホオノキ、イチョウ、ケヤキ、クスノキ、などなどなど。
川では期待していたシーンに早速遭遇!

水にもぐるハラビロカマキリ。
お腹からハリガネムシが出ないかな~としばらく見ていましたが、結局陸に上がってきてしまい、捕まえてみるとお腹がスカスカ。もう出たあとだったのかもしれません。
これがハリガネムシとハラビロカマキリ。上と同じ個体かどうかはわかりません。

ハリガネムシつながりで、こちらはコバントビケラの幼虫。

こうした水生昆虫がハリガネムシの卵を食べ、卵~幼生を宿したまま成虫になり、そのトビケラやカゲロウなどをカマキリが食べ、カマキリの体の中で成長したハリガネムシがやがてカマキリを水辺へと誘う……らしいです。
いやはや、なんともスゴイ話ではありませんか。
ヤゴは、(アサヒナ)カワトンボがいました。

みんなで観察する時、ヤゴやカゲロウ、カワゲラは私のオリジナルチャートで名前調べ、仲間調べをしてもらいました。
シロダモの雌雄異株(しゆういしゅ)を確認しました。
これが雄花。花盛りで、いい香りがしました。

こちらが雌花。ロウのよう。

子どももおとなものんびり、リラックスしながら、たくさんの生きものと出会えた1日でした。

★この日見た生きもの
・ハラビロカマキリ
・イチモンジハムシ
・ハリガネムシ
・ニンギョウトビケラ(幼虫)
・ホタルトビケラ(幼虫)
・コバントビケラ(幼虫)
・カゲロウの仲間(幼虫)
・カワゲラの仲間(幼虫)
・ヘビトンボ(幼虫)
・(アサヒナ)カワトンボ(幼虫)
・サワガニ
・エビの仲間
・カワニナ
・ツチガエル
・ケヤキハフクロフシ(虫こぶ)
・ボーベリア菌(クワガタについていた白い菌)
・スッポンタケ
・シロダモ(花)
・カラスウリ(実)
・テイカカズラ(実)
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