2014.08/22 [Fri]
7/22とんぼガーデン調査管理班@共働舎

共働舎(横浜市泉区、運営:社会福祉法人開く会)は知的障がいのある方の通所型の授産福祉施設です。
そこには小さな水辺ビオトープ「とんぼガーデン」があり、利用者さんや職員の方の憩いの場ともなっています。
2007年にこのビオトープの改修を担当させていただいて以来、様々な形でプログラムの提供を行い、維持管理と活用のお手伝いをさせていただいています(受託:人と自然の研究所)。
今年度は調査管理班のメンバーも新たになり、この日が第1回でした。
5年計画くらいで、いずれは利用者さんが中心になってビオトープの維持管理を!という目標があります。
上の写真は、水深を測っているところです。
深さ、水量などの基礎的なチェックのあと、生きものによる現状把握として、ヤゴの調査を行いました。

実体顕微鏡でヤゴの細部も確認。
種の同定をしていきます。

クロスジギンヤンマのヤゴ。

<この日に見られたヤゴ>
・ギンヤンマ
・クロスジギンヤンマ
・シオカラトンボ
・オオシオカラトンボ
・アカネ属(赤トンボの仲間)
なかなか良い結果です。
開放水面、水草、明るい所、暗い所、などのバランスがとれていたことがうかがえます。
水草はそれほど繁茂していませんでしたが、これからまだまだ増えるだろうということで、少し抜きました。

そのほか、泥上げや草取りなどの維持作業を実施し、そのあと、これから秋にかけて除草する植物を覚える時間を取りました。

一歩一歩、じっくりと。
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