2014.07/03 [Thu]
茅の輪くぐり

7月になりました。
今年も半分終わったというわけですね。
6月30日は、仕事の帰りに舞岡八幡宮で茅の輪くぐりをし、夏越しの祓いを受けてきました。
上の写真が茅の輪をくぐっている様子。
左回り、右回り、左回り、と8の字を描くようにくぐって最後は直進します。
夏越しの祓いは18時から行われました。
まず神主さんとともに参加者全員が大祓詞(おおはらへのことば)を述べました。
書いてあるものが配られるので、それを読むのですが、自分の口で言うことが大切なのだそうです。
次に白い紙に包まれた「切り草」と「人型」が各自に配られました。
開けてみると、小さな四角に切った白い半紙(紙ふぶきみたいな感じ)と短く切った繊維のようなものが入っていました。
繊維のようなものは「麻」とのことです。
これを左肩、右肩、左肩と振りかけました。
茅の輪をくぐる時も「左、右、左」でしたが、何か意味があるのでしょうか。
次に紙でできた「人型」で自分の頭のてっぺんから足先まで全身をなで、最後にはーっと息をかけ、また元の紙に包んで神主さんに返しました。
これは、後日神社でお焚き上げをしてくださるのだそうです。
かつては川に流すこともあったようです。
これで夏越しの祓いは終了です。
最後に神主さんの見守る中で全員が順に茅の輪をくぐり、帰途につきました。

6月30日は、1年の半分の「晦日(みそか)」です。
ここまでに知らず知らずにたまったけがれを祓ってもらうのが、夏越しの祓い。
良い風習ですね。清々しい気持ちになりました。
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NoTitle
神様に向かう時は回り道をしながら、すぐに近づくことはしないという事らしいです。
神様に向って右が上位・左が下位となり、進む(=神様に近づく)ときは下位の左からとなるそうです。
輪をくぐってまっすぐ進むことなく、左回り→右回り→左回りという順序で、ようやく神様に近づくことができるということらしいです。