2014.06/06 [Fri]
5/25親子で生きもの観察会2014@JFEトンボみち

5月25日(日)、横浜市鶴見区にて株式会社JFEエンジニアリング主催の「親子で生きもの観察会2014」があり、あおぞら自然共育舎が企画・講師を担当しました。
同社では、「京浜の森づくり」の一環として「JFEトンボみち」という地域に開放した遊歩道を設置し、その中に水辺ビオトープも造成しました。あおぞら自然共育舎では、ご縁があり2011年より観察会を担当させていただいており、今回で5回目となりました。
この観察会は、生きものを見て話を聞くだけではありません。
自分で採集するところから始めます(上の写真)。
おとなも楽しそうですね~。
さらに、その生きもの(ここではおもにヤゴ)をよく観察し、スケッチをします。

スケッチは、「上手な作品」を残すためではなく、よく観察し、気持ちをその生きものに寄せていくために行います。
観察・スケッチが終わったら、その生きものを見る目がかなり養われていますので、同定(種を見極めること)もできるようになります。

トンボも飛んでいたので、スタッフが捕まえました。
クロスジギンヤンマをかわるがわる手にする子どもたち。嬉しそう。

★この日に見られたトンボ
・シオカラトンボ(ヤゴ・成虫)
・ショウジョウトンボ(ヤゴ)
・アオモンイトトンボ(ヤゴ・成虫)
・クロイトトンボ(ヤゴ)
・クロスジギンヤンマ(羽化殻・成虫)
そのほかにヌマエビ類、ハゼ類、モツゴ、アズマヒキガエル(幼生)、それに1匹ですがアメリカザリガニ、こういった生物が見つかりました。
まとめでは、移入種の話や、トンボの棲み分けの話、水辺以外にもトンボはいるよね?ということから周辺の自然(野原や森)とのつながり、そしてより多くの生きものが暮らせるために私たち人間にできること、などを話しました。
「ヤゴってかわいいな~」とある男の子がつぶやいていた、それが何より嬉しいことでした。
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