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1/11 エコアップ隊~草原の保全と秘密基地づくり@馬入水辺の楽校

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1月11日(土)、馬入水辺の楽校(神奈川県平塚市)でエコアップ隊「草はらの保全と秘密基地づくり」が開催され、講師を担当しました。

冬のオギ刈りを兼ての秘密基地づくりは、恒例になりました。
今年も上の写真のように、少し大きめのものも作ってみました。

やっぱり、こういう空間は何とも言えず、落ち着くんだよね。

丈の高い草に囲まれて座って、草いきれのにおいなどがすると、子どものころの懐かしい感じがよみがえってきます。


さて、基地づくりの前には冬越し中の生きものなどを観察しました。
1本のエノキの根元の落ち葉をそっとめくると…。

ワラジムシ。レースになった落ち葉が美しい。
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くっついてあったまるマルカメムシ。
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ゴマダラチョウの幼虫。
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草はらではカワラケツメイが種をはじかせていました。
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草はらの保全作業では、セイタカアワダチソウの駆除も実施しました。
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午後は、「相模の国から自然塾~草地管理現場講習会」を引き続き実施。
刈り払い機(草刈り機)を使って、オギ刈りの範囲を広げました。
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私も、刈り払い機でオギを刈りました。
刈ったオギは、エコスタック(生きものの棲みか)も兼ねて、積みました。
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草はらを維持するためには草刈りが必要なのです、(どんな草はらにしたいかによって回数は変わります)。オギ原維持の場合は、年に1回程度です。

春、またセイタカアワダチソウは抜かないとダメだろうなと思います。
なかなか駆除の難しい植物です。

今回は少し広い範囲のオギを刈ったので、春以降、どんな状況になるか要観察です。
今後、「草はら保全のノウハウの蓄積、記録」も意識したいと思います。
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プロフィール

あおぞら自然共育舎

Author:あおぞら自然共育舎
あおぞら自然共育舎代表、自然案内人 早川広美です。
自然と人をつなぐ仕事をしています。
モットーは「体験による気づきを大切に」。

横浜市在住。
ニックネームはヒロリン。
里山保全歴10年以上、でもわからないことだらけ!

・ネイチャーゲームインストラクター
・ビオトープ管理士
・ハーバルセラピスト
・森林セルフケアサポーター

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