2014.02/02 [Sun]
1/11 エコアップ隊~草原の保全と秘密基地づくり@馬入水辺の楽校

1月11日(土)、馬入水辺の楽校(神奈川県平塚市)でエコアップ隊「草はらの保全と秘密基地づくり」が開催され、講師を担当しました。
冬のオギ刈りを兼ての秘密基地づくりは、恒例になりました。
今年も上の写真のように、少し大きめのものも作ってみました。
やっぱり、こういう空間は何とも言えず、落ち着くんだよね。
丈の高い草に囲まれて座って、草いきれのにおいなどがすると、子どものころの懐かしい感じがよみがえってきます。
さて、基地づくりの前には冬越し中の生きものなどを観察しました。
1本のエノキの根元の落ち葉をそっとめくると…。
ワラジムシ。レースになった落ち葉が美しい。

くっついてあったまるマルカメムシ。

ゴマダラチョウの幼虫。

草はらではカワラケツメイが種をはじかせていました。

草はらの保全作業では、セイタカアワダチソウの駆除も実施しました。

午後は、「相模の国から自然塾~草地管理現場講習会」を引き続き実施。
刈り払い機(草刈り機)を使って、オギ刈りの範囲を広げました。

私も、刈り払い機でオギを刈りました。
刈ったオギは、エコスタック(生きものの棲みか)も兼ねて、積みました。

草はらを維持するためには草刈りが必要なのです、(どんな草はらにしたいかによって回数は変わります)。オギ原維持の場合は、年に1回程度です。
春、またセイタカアワダチソウは抜かないとダメだろうなと思います。
なかなか駆除の難しい植物です。
今回は少し広い範囲のオギを刈ったので、春以降、どんな状況になるか要観察です。
今後、「草はら保全のノウハウの蓄積、記録」も意識したいと思います。
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