2013.09/07 [Sat]
8/24 エコアップ隊~夕べの観察会@馬入水辺の楽校

8月24日(土)、馬入水辺の楽校(神奈川県平塚市)でエコアップ隊「夕べの観察会」が開催され、講師を担当しました。
相模川の河川敷にあるこのフィールドでは、この季節、夜も魅力的です。
上の写真は、夜に咲くカラスウリの花。
ほのかに良い香りもします。その香りに引きつけられて、ガも飛んできます。
この季節、なんと言っても楽しみなのは「虫の声」です。
マツムシ、スズムシ、ハタケノウマオイ、エンマコオロギなど、歌「虫の声」に出てくる声を実際に聞くことができます。
それ以外にも、カンタンの幽玄な声(宇宙人の声?)やカネタタキ、シバスズなどもおなじみです。
今回も親子連れの参加者の皆さんと一緒に、虫の声を中心に「夜の馬入水辺の楽校」を楽しむことにし、特に虫の声による「生きもの地図」づくりにも挑戦してもらいました。
小6のSくんが見つけたコオロギの交尾の様子。

バッタ類は、交尾の際オスが上になりますが、コオロギやキリギリス類ではメスが上になります。
メスの長い産卵管が、下にいたのでは邪魔になるからのようです。
もっとよくみんなで観察すればよかったと、ちょっと反省。
もしかしたら、精球(精子の入った袋)が見られたかもしれないな~。
林のオニグルミの樹液には、カナブンやカブトムシ。

日没のころには、コウモリもよく飛んでいました。
出発地点に戻ってくると、マツムシの大合唱。
虫の声の聞き分けもみんなすっかりマスターし、それぞれの「虫の声地図」ができたようです。
これらの虫たちが暮らす環境について考える材料になればと思います。
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