2013.08/16 [Fri]
トンボはドコまで飛ぶか~本調査2013

7月29日~8月4日にかけて、トンボはドコまで飛ぶかフォーラムの本調査が、横浜市内の京浜臨海部で実施され、私も3日間参加しました(主催:トンボはドコまで飛ぶかフォーラム事務局)。
この調査は、企業緑地を中心に学校や公園なども含めた11箇所で、飛来するトンボにマーキングをし、トンボの移動を確認しようというものです。今年で11回目となりました。これまでに臨海部の中ではもちろんのこと、奥の丘陵地との行き来も確認され、生物の生息地として、また移動の経路として、企業緑地の果たす役割が注目されています。
★昨年の様子はこちら
上の写真は、シオカラトンボの雄にマーキングをしたところです。
こちらの写真は、入船公園(横浜市鶴見区)での調査の様子です。

ご覧のようにこの公園は広い草はらがあり、その周りを木々が取り囲んでいます。
トンボが草はら上でエサをとったり、木々に止まって休んだりするのに良い環境です。
この日はウスバキトンボを中心に、80頭以上を捕獲、マーキングしました。
ところでこの公園の素晴らしいところは、この広い草はらを生きものの生息地(ビオトープ)として管理していることです。写真をよく見ると、草の刈り高が違うのがわかるでしょうか?
奥はおとなのヒザ~ももくらいまでの草の高さで、ショウリョウバッタなどが跳んでいました。
シオカラトンボもこのあたりにいることが多かったような気がします。
ウスバキトンボは、手前の刈り込んだ低い草の方にたくさんいました。
トンボの種類による指向性を感じました。
もし翅に記号の書かれたトンボを横浜市近辺で見かけたら、お知らせください。
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NoTitle
本日はお疲れ様でした~!
昆虫少女だったんですね^^
どこかでご一緒したいです(^o^)
また、ブログを訪問させていただきます。
山バド日記にも遊びにきてくださーい!!