2013.08/06 [Tue]
7/24 水の楽校~田んぼの生きもの観察@印旛沼探検隊

7月24日、千葉県佐倉市青菅にて「水の楽校~田んぼの生きもの観察」(主催:印旛沼探検隊)の講師を担当しました。
思い思いに見つけ出した生きものをスケッチしながら観察しました。
アマガエル、タニシ、バッタ、クモ、などなど。
よく見て集中していましたね!
印旛沼流域での仕事は初めてでしたので、事前にいろいろと勉強しました。
歴史、地形、環境などなど。
※この本が参考になりました:白鳥孝治『湿地の文化、再生 印旛沼から』梨の木舎、2000年
さて、この日は小3から小6の子どもたち約20人と一緒に、田んぼの生きものを観察しましたが、それだけではなく、田んぼの水がどこから来てどこへ流れていくのか…ということも見てみることにしました。
このあたりは地下水や湧水がとても豊富な土地です。
田んぼの北側の山すそから水が勢いよく出ているのを見つけました。

これは田んぼのために地下水をくみ上げているもののようです。
そして田んぼへ。

田んぼの取水口と排水口をたどり、水路を通って、すぐ近くの井野川へ。

子どもたちと見たのはここまででしたが、下見では、この先の小竹川との合流地点まで行ってみました。
(カメラの紐が!


そして、手繰川(たぐりがわ)と合流して印旛沼へと注ぎます。
印旛沼周辺は、水田のために水路が発達しています。
最後に、ネイチャーゲームの<ネイチャーループ>で、この日に見た生きものと田んぼや川や雨などとのつながりを考えるアクティビティを行い、まとめにしました。
子どもたち、どんなことを感じたかな。
私自身、あらためて「流域」について考える機会にもなりました。
スポンサーサイト
NoTitle
トンボはドコまで飛ぶか本調査(2102/8/14)の記事を拝見し、マーキングされたトンボを見つけた場合の連絡先をご存知ではないかと思いお尋ねいたします。シオカラトンボの翅にTU25とマーキングされていました。