2013.06/21 [Fri]
6/8 エコミュージアム展@馬入水辺の楽校

6月8日(土)、馬入水辺の楽校(神奈川県平塚市)のエコミュージアム展で2つのコーナーの講師を担当しました。
1つは草原の保全~セイタカアワダチソウ抜き、もう1つはネイチャーゲームです。
ここでは草原で暮らす生きものもたくさんいます。キジもその一員。
この日はオスのキジがよく歩いていました。
ここではさまざまな草丈の草原がありますが、一番背の高いオギ原がセイタカアワダチソウの勢力に脅かされています。これまでにも何度も駆除に取り組んできましたが、とても追いつきません。

それでもやるしかありません。
オギ原には県の準絶滅危惧種、カヤネズミが暮らしています。
こんな長~い根っこ!

ネイチャーゲームは、草原と林の両方の環境を活かしたものにしました。
まずは<同じものを見つけよう>。20秒間だけこれを見て、同じものを探してくる活動です。

左から時計周りに、ギシギシの枯れ茎・竹の皮・オニグルミの雄花・オニグルミの葉の軸・オニグルミの小葉・オニグルミの実・鳥の羽(写真はキジ)の7種類です。
ギシギシとキジの羽は草原環境→竹の皮は林縁環境→オニグルミは林の環境で見られるものです。
どれも落ちているものです。
羽が一番難しかったみたい。
これは、下見でキジが砂浴びをしたとみられる所に落ちていました。
でも、とっても小さな羽を見つけてくれた女性がいましたよ。
オニグルミは、今青い実が鈴なりです。
これはみなさんに気づいてほしいなと思い、いろんな部分を取り上げました。
集中力が高まってきたところで、<いねむりおじさん>をやることにしました。

集めてきた「宝物」を山賊に奪われ、それを取り返すために忍び足で迫っていきます。
この活動は子どもたちに大人気!
最後の方では、おとなも山賊役で目隠しをし、手ごわい相手になりました。
最後に静かに耳を澄まし、音の地図を作る<サウンドマップ>を行いました。


開放的な草原から、静かな林の環境まで、楽しんでいただけたようです。
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