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シュタイナー幼児教育の体験

5月下旬のある日、千葉県松戸市にあるシュタイナー幼児教育を実践している場にお邪魔させていただきました。
よちよち歩きの子から幼稚園に入る前までの子とその親が対象のクラスです。

今回は私も一緒に体験参加をさせていただきました。
小さな庭のある、民家です。

30分から40分くらいの時間だったのでしょうか。
この日訪れた子ども3人とお母さん3人、体験参加のおとな2人(私も含め)、先生がお2人。

いつの間にか自然と始まったクラスは、手を取り合って輪になったり、歌に合わせて体を動かしたり、
先生の語るお話に耳を傾けたり…。


その中で印象的だったことは、この日初めての参加でなかなかこちらの方へ入って来なかった3歳の男の子が、いつの間にか近くまで来ていて、そして好奇心に輝く瞳で私たちの様子を見ていたことです。

やがて、その男の子も一緒に体を動かし始めました。

親が(身近なおとなが)楽しくしている様子や感じていることは子どもにも伝わるのだとういうことを、明確に感じたできごとでした。
口で「やりなさい」、とか言うことではなく。

その男の子の表情の変化が忘れられません。


後半の30分くらいは、子どもとおとなは分かれて、子どもはおやつや手仕事。
おとなは輪になって感想を言い合ったり、先生に質問したりする時間でした。

その中でも、小さな子どもとのかかわりや人間について多くのことを学びました。

昔は一歩外へ出れば、大きな木や草などがあって当たり前に私たち人間も癒されたり、何かを得たり守られたりしていたけれど、今はそんな自然環境もなかなか無くなっている。だから「自然の中で暮らすこと」を意識して取り入れることが大切なのではという趣旨のことを、先生が語っておられたことも、私自身の仕事の持つ意味への示唆にもなりました。


終わった後は、久しぶりに気持ちよく体を動かしたな~という爽快感に満ちていました。
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プロフィール

あおぞら自然共育舎

Author:あおぞら自然共育舎
あおぞら自然共育舎代表、自然案内人 早川広美です。
自然と人をつなぐ仕事をしています。
モットーは「体験による気づきを大切に」。

横浜市在住。
ニックネームはヒロリン。
里山保全歴10年以上、でもわからないことだらけ!

・ネイチャーゲームインストラクター
・ビオトープ管理士
・ハーバルセラピスト
・森林セルフケアサポーター

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