2013.03/27 [Wed]
3/3森あそびコミュニティ もりのこ 第9回~春をさがそう&外来種について考える

森のようちえん 葉山 もりのわでは、月に1回「森あそびコミュニティ もりのこ」を開催しています。
地域の小学生と、もりのわの親子がやってきます。
私は、こちらの方もお手伝いをさせてもらっています。
3月のテーマは「春をさがそう&外来種についてかんがえる」でした。いつもの森戸川林道です。
ここでは、私の個人的な感想を書いてみます。
★「もりのわ」のブログもぜひご覧ください!
外来種の中でも、タイワンリスを取り上げました。
上の写真は、タイワンリスに樹皮をかじられた木です。白くなった部分が、かじられた所。
地面には、はがされた樹皮が落ちています。
みんなで観察しました。
ひどくなると、水分や養分を通す大事な部分がなくなってしまい、木が枯れてしまうこともあります。
考えるべき大切なポイントはなんでしょうか。
タイワンリスが単なる「悪者」なのではなく、そもそも連れてきて野外に放した「私たち」人間の責任であること。
こうしたことを今後起こさないために、飼育している生きものを野外に放したり、別の場所で捕まえた生きものを安易に放したりしてはいけないこと。
…ではないかと私は思います。そんなことを、この日もみんなで考えてみました。
一人称「私はどうする」で考えることが大切だと思います。
林道を歩きながら、「春」やそのほかいろんな発見を楽しみました。
これは、拾ったシュロの茎のギザギザしている所で、笹を切ろうとしているところ。
本当に切れたよ!

エノキの根元には春を待つゴマダラチョウの幼虫。

小さな広場で、それぞれが見つけた「春」をスケッチしました。

林道入り口の水溜りには、なんとヤマアカガエルが卵を産んでいました!


いずれ干上がる水溜り。子どもたちも、とても心配していました。
(この日は道具が無かったので、後日、もりのわで卵を救出しました。)
1年間のもりのこの活動が終わりました。
また5月から始まる予定です。
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